Kudo & Associates


HOME > 業務内容 > IFRS > 知財会計

知財会計

国際財務報告基準と無形資産

国際財務報告基準とは

国際財務報告基準(International Financial Reporting StandardsIFRS)とは国際的に規格化された会計基準で、国際会計基準審議会(IASB)によって設定されるものです。
 ※「IFRS」は国際会計基準委員会(IASCIASBの前身)によって設定された国際会計基準(International Accounting StandardsIAS)を含めた広い概念として使われることもあります。
 
 近年ビジネスや資本市場の国際化に伴って企業を国際間比較する必要性が高まっており、そのために会計基準を国際的に統一しようという動きを受けた取り組みです。
 IFRSはまずEU域内で統一基準として採用されたのを皮切りに、世界各国で導入が進みつつあります。日本でも将来的な適用を睨みつつ、2010年からは各企業の判断による「任意適用」が認められている状況です。


国際財務報告基準の導入と無形資産

 既存の日本の会計基準では、所謂無形資産について概括的な規定を置いていません。これに対してIFRSでは無形資産は「資産」=「過去の事象の結果として企業が支配し、かつ将来の経済的便益が企業に流入することが期待されている資産」の一つとして規定が置かれ、所定の基準を満たした場合には「資産」として計上する必要があります。
 
無形資産は、
(a)無形資産に起因する、期待される将来の経済的便益が企業に流入する可能性が高く、かつ、
(b)無形資産の取得原価を、信頼性をもって測定することができる
という2つの要件を満たす場合に、かつ、その場合にのみ認識しなければなりません(国際会計基準(IAS)第38号 第21号)。
 
 従って、日本で今後IFRSの導入が進めば、正面から「無形資産の価値」が問われる場面が増えていくことになると考えられます。